沖縄紀行と案内・10

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沖縄紀行(10)部瀬名 「本島の主なビーチ」



海中展望塔


瀬底島
写真:ぶせなビーチの海中展望塔と瀬底島の大橋



「ぶせなビーチ」で、第26回主要国首脳会議(サミット)が行われた・・、

さて、沖縄の空も明けて2日目である。
孫殿2人(1歳と4歳)もすこぶる元気で、元気すぎて手にあまる程でもある。 

今日の予定は本島北部方面で、主たる目的地は本部の「海洋博公園と美ら海水族館」である。 
その他に時間の許す限り数箇所巡るつもりであるが。 
今日も沖縄の天気はまずまずであるが、陽気はチョット暑そうで25度以上の夏日になることうけあいであ。ホテルバイキングの朝食(朝食付きの宿泊)を済まして、早速出発である。


先ず、目の前の国道58号線を名護方面に向かう・・、

タイガービーチ」から、ホテルのテラスから見えた「サンマリーナビーチ」を横に見る、次に「万座ビーチ」で白い砂浜を挟んでの左は「万座毛」」の大絶壁と右端の台形型のANA万座ビーチホテルが対照的で面白い。 

次に現われたのは「みゆきビーチ」である、こちらのホテルは全室和室ということで当初宿泊地の第一希望に上がったが、主たる客層が修学旅行生が対象ということで遠慮した経緯があった。 
かりゆしビーチ」を過ぎると間もなく明るく開けた部瀬名の岬が延びている。

ぶせなビーチ」の丘陵にはザ・ブセナ・テラスリゾートという瀟洒なホテルが建つ。沖縄でも第一級のホテルで一度は泊まってみたいが、なんせ費用は桁違いに高いのである。 今回は遠慮して次回、上さんと(妻)と悠々旅行の時にでも世話になろう。 

因みに、このホテルは1997年7月にオープンしたばかりで2000年に開催された「九州・沖縄サミット」の主会場となった万国津梁館(ばんこくしんりょうかん・国際交流館)に隣接し、会期中は森首相をはじめとする日本政府代表の宿舎となったところでもある。
三方を海に囲まれた美しい景観のブセナ岬に建ち、光と風をふんだんに取り入れた沖縄における最高のリゾートとを追求したホテルともいわれる。

第26回主要国首脳会議は2000年7月に名護市(ぶせなビーチ)の万国津梁館で開催された主要国首脳会議で、20世紀最後のサミットであり日本初の地方開催のサミットでもある、通称:「九州・沖縄サミット」と称した。


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尚、そもそも「サミット」というのは何か・・、

サミットとは「先進国」といわれる欧米+日本の7か国の首脳が集まり、開催国が議長となって、これらの国々を主軸に置いた世界戦略を会議する場である。
最近では「世界平和」や「環境問題」、「経済格差の是正」といったものを審議するところで、「先進国」が先頭に立って努力をしながら、世界規模の問題に対処していこうという目的を持った会議である。
尚、2008年7月、「北海道洞爺湖サミット」が開かれる予定である。 

この岬一帯は沖縄海中公園となっていて、洒落た遊歩道を行くと先端が名所の「海中展望塔」が建つ。
海上桟橋を行くと円筒形のタワーが海中へ沈みながら伸びている。

沖縄唯一の海中展望塔で、水深4mの海中展望塔の窓を覗けば40種類以上の熱帯魚が自由に乱舞する幻想的な世界が広がる。
またここでは、くじら型グラス底ボートが就航してて、南国の心地よい潮風にあたりながら海中探訪が満喫できる。 実は、先般沖縄を訪れたとき、この岬公園で存分に遊覧した記憶が蘇ったのであった。

この岬の裏側が「喜瀬ビーチ」である。 国道沿いに喜瀬ビーチパレスというホテルが建つ。
このホテルは我等が泊まっている「恩納マリンパレス」と同系のホテルで、金秀リゾートという会社が経営しているようだ。無論、我等のホテルの方が規模も大きく、内容も充実していて満足であるが。

ここを過ぎると間もなく沖縄高速道の終点である「許田」で、名護の市外も近い。

右手には沖縄には珍しい「道の駅・許田」」があった。
県内には五箇所の道の駅があるが、ここ道の駅・許田が第一号らしい。駅内には「やんばるる物産センタ−」というのが併設されていて、北部市町村の特産品コーナー、青果コーナー、鮮魚コーナー、園芸コーナーなどがあり、やんばる(沖縄本島北部の豊かな自然を持つ山原地域の通称)のココでしか手に入らないもの、美味しいものや珍しいものが満載だとか。

名護市街の賑やかな海岸通りを抜けると、道は大きくYの字の二股に分かれる。 
本部」(もとぶ)方面はその左手で国道449号線の海岸道を行くようになる。

住宅地を暫く走るとリゾートホテル・「リゾネックス名護」の豪奢な建物があり、その先は海岸沿いの快適な片側2車線の道路になる・・か、と思ったが道沿いに琉球セメントの採石場がありチョット艶消しであるが、再び東屋も有る好適地の海岸線を走る。

歴史が有るといわれる海岸線の「塩川ビーチ」を過ぎると、間もなく「瀬底島」が大きく横たわり、その美しい瀬底大橋を横目に見る。 
沖縄本島の北端、東シナ海に浮かぶ瀬底島は周囲約8km小さな島である。 
島の西側に白い砂浜が広がる静かな瀬底ビーチがある。
先般、沖縄を訪れた時このビーチまで来てみたが、目の前に広がる離島ならではの静けさの中、エメラルドグリーンの海が広がっていたのを思い出した。

昭和60年に開通したという、まだ新しい全長762mの瀬底大橋を渡り、反対側の位置するのがこのビーチで、ビーチから「伊江島」や「水納島」の情景も美しく眺められる。
因みに、瀬底大橋が完成するまでは、米軍の上陸用舟艇の渡し船が行き来してたらしい、このあたりいかにも沖縄らしい。 

渥美清主演の映画「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」で、リリーが東京に帰ったと聞いて寅さんがあわてて飛び乗るのが、この浜のこの船であったという。

「水納島」であるが・・、
クロワッサンアイランドとも呼ばれているらしい。 
水納ビーチの浜、入江が島の内部を抉る(えぐる)ように広がっていて、この島が三日月形のクロワッサンに似ていることからこの名が付いたらしい。
島へは渡久地港から高速船「みんな」で約15分、水納島ツアーも実施しているらしくホテルも在り人気の島となっている。次回にはプライベートな気分で是非訪れたい。

次回は、本部町の「国営沖縄記念公園」    Part11:(沖縄記念公園)へ   沖縄詳細目次


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