沖縄紀行と案内・17

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沖縄紀行(17)北谷 「アメリカンビレッジ」



沖縄のレジャータウン・「アメリカンビレッジ」は娯楽の殿堂・・、

たぶんバイパスであろう・・、国道58号は「仲泊」の家並みが続く港町を見下ろすように、立派な2車線の道を読谷の目指して走る。 
次第に車の数も多くなり、都会的な雰囲気になってくる。目の前がパーッと広がってきて、「嘉手納基地だよ・・、」と息子が言う。

間もなく沖縄では有名な嘉手納ロータリーへ出た。
ロータリーというから少なくとも四線以上が交差すると思っていたが、俗に言うY字路の三線であった。

一般には、特に日本ではめずらしいロータリー式といわれ、この交差は道が一旦中心部に集まり、同じ方向へ回転しながら目的地に向かう為の道路に向うという方式である。 
利点は直交する道路でないため信号が不要であるのと、幾つもの道路が集まってくる場合には有効であるという。 
パリの凱旋門などでお馴染みであるが、ヨーロッパの主要な町には多くみられるのはご承知である。だが、日本では昔は駅前などによく見られたけれど、今は殆どなくなってしまったという。

ところで、ロータリーへ向かう標識で気が付いたが、左方向が「沖縄市、うるま市」となっていた。
沖縄市は1974年(昭和49年)、コザ市と美里村が合併して誕生している。
新市名の名称について対等合併の立場から幾つかの候補があったらしいが「沖縄の中心都市」にとの願いから「沖縄市」に決定したという。
無論、県庁所在地である那覇市から反発も受けたというが、沖縄の中心都市(庁所在)は那覇であるが、地理的には沖縄市が確かに沖縄の中心に位置している。


因みに、小生の住む神奈川県の隣県に「山梨県」がある。
県の中枢はご存知「甲府市」であるが、ここにも山梨市は在る。 山梨市は県の中央に在る・・?、とまでは云えないが隣接して似たような甲斐市や甲州市もある。
尚、甲府市は、甲斐の国に府中があった事から名付けられている。

うるま市」というのも初めて聞く名前で、息子も知らなかったらしい。
「うるま市」は平成の大合併で、かっての具志川市、石川市、勝連町、与那城町の二市二町が2005年4月に合併し誕生している。 
市名は沖縄方言(ウチナーグチ)でサンゴ(ウル)の島(マ)を意味する。
宇流麻(うるま・・??)とも書き、元は、琉球と並ぶ沖縄の雅名で方言がそのまま地名となったという珍しい例とのこと。 
住民の品の良さが判るようだけど、ただ、歴史のある具志川とか与那城、あるいは勝連とかいった地名を消滅させてまで付ける様な名前だったのだろうか・・?、又、ひらがな文字も如何なものであったろうと些かの疑問も残るのである。


嘉手納基地のすぐ横を通る。
時折、ゴーッ・・!!と、ものすごい爆音で米国海軍の主力戦闘機が二機編隊で頭の真上を飛んでいく。 
58号線は嘉手納基地のすぐ西側を走っており、しかも、主要滑走路の端が国道のすぐそばにある。
従って、基地に向かってくる飛行機は最終着陸態勢に入っており、頭上スレスレを時速300kmくらいで降りてくるという。 

小生の住まいが厚木で、厚木基地と隣接していてジェットの爆音は多少慣れてはいるが、それにしても頭上すれすれの2機編隊の轟音は、上の孫は大喜びであるがやはりチョットビックリである。

A・ビレッジ
美浜・「アメリカンビレッジ」(観光協会提供)


嘉手納基地の横をかすめながら、道路は美しいヤシの並木が施されていて気持ちがいい。
間もなく目的地の北谷町(ちゃたん)に入った。先刻、沖縄に上陸した際に始めて立寄った所でもあり、賑やかな一角に何よりも沖縄では数少ない天然温泉「ちゅらーゆ」の在るところである。
この辺りは一種の繁華街で、その名も「アメリカンビレッジ」と称し、北谷町美浜地区内にはアメリカ的雰囲気の中に数多くのショップやレストラン、ゲームセンター ボーリング場 映画館などが並ぶお洒落なショッピングゾーンである。 
そのグルメ館に隣接して観覧車まである。早速、孫共家族等はこの観覧車で一時を過ごした。

近隣には、野球場やグランド、サンセットビーチもある。 
野球場といえば名護の球場では日ハムが春季キャンプが行われていることは既に記したが、ここ北谷では昨年日本一になった「中日ドラゴンズ」がキャンプを張っているはずである。
聞くところ3月2日(日)に、中日ドラゴンズと日本ハムファイターズが当球場でオープン戦が行われるとのこと。


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ちゅらーゆ
沖縄の天然温泉・「ちゅらーゆ」、左は足湯


次に、我等は本日の最終目的地「ちゅらーゆ」」に向かった。
巨大なスーパー・ジャスコのすぐ横に・・?、これまた巨大な沖縄で最高層・24階のリゾートホテル「ザ・ビーチタワー沖縄」が建つ。このホテルに隣接して天然温泉の「ちゅらーゆ」があり、正面玄関前には白壁にそって細長い足湯も設えて在った。

フロントロビーの右手にこじんまりした和室の休憩所があり寛げる。 
浴槽は大浴場の内風呂二つと半露天が一つ、大浴場も洗い場もやや狭い感じがしたが。
源泉掛け流しとうたっている温泉は、かなりツルツル感があり海岸に近いせいか塩味がきつかった。 
ただ、温泉は露天のみで内風呂は違ったようだ。 
源泉名は「美浜の湯」といい、泉質はナトリウム−炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)、適応症は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺等々・・。

こちらの売りは屋外のプールがメインのようで、大き目の多目的プールはイルカや鯨の鳴き声が水中より聞こえるという変わったプールでもある。 但し今の時期(冬季)は閉鎖している。 
もう一つの小型のプールは温泉水を利用しているらしく冬期間でも営業中である。

我等は、時間も過ぎ空腹でもあったので、一風呂浴びて夕食のため屋外にある「北谷ダイニング」という沖縄食堂へ向かった。
看板には「島唄と琉球料理」としてあるとおり、定番のチャンプルーや沖縄そばと生ビールを流し込みながら、島唄ライブを聴きつつ夕食の一時を過ごした。


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