「沖縄旅行と案内」2
(JALつあーず:気ままにトクトクプラン・32800円*4人朝食付)

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【 沖縄旅行 第1日 】

羽田発のJAL0915便(11時25分)は2階席の在るジャンボといわれる「ボーイング747-400(D)」であった。
500人を越える旅客を一度に輸送可能な世界最大の超大型旅客機であり、最新のエレクトロニクス技術とシステムの自動化により、わずか2名の乗員で運航できる747型機の最新機であるという。
諸元は全長・70.7m、全幅・59.6m、標準座席数・568人、巡航速度・916km/h、最大離陸重量・269.9t、航続距離・4,170kmなどである。
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この日は天気も良く、視界良好で高度1万mの機内上空から「富士山」が鮮明に見ることが出来た。
因みに、乗務員からの機内放送案内もあった・・。


【那覇空港

飛行も順調で、ほぼ定刻の14時過ぎには無事那覇空港に付いた。 気が付くと隣地の航空基地には「ファントム」らしい戦闘機がズラーッと並んでいて如何にも基地の島・沖縄を象徴している。
「那覇空港」は沖縄の復帰に伴い日本に返還され、現在では民間航空便と陸海空の各自衛隊、海上保安庁が共用している。 
滑走路は3000m×45mの1本。1日300回以上の離着陸があり、年間の発着回数では関西国際空港を上回っているとのこと(2006年度)。1999年に現在の国内線ターミナルが完成したものの、乗り入れ便の増加を受けてその後も増築を繰り返しているという。

ターミナル施設として1階の到着ロビーには観光案内所やレンタカーカウンター、クレジットカードラウンジがある。 
2階〜4階の吹き抜けが大きくとられ、この広さを利用して空港や飛行機関連のイベントがここで行われることもある。 3階にはファストフードを中心としたレストランと有料の観覧デッキが、4階には郷土料理などのレストランがある。国内唯一の国内線ターミナル内免税店、「DFSギャラリア」がある。

【北谷町・サンセットビーチ】

北谷の町に入ってチョット一服・・!!。
沖縄の今日は気温25度と夏日である・・、出発地に東京地方は5、6度であったからその差に先ずビックリである。 
旅の疲れもあって、こんな時はやはり冷たいアイスが恋しい・・?、「チョット一服」は、実は沖縄名物「ブルーシールのアイスクリーム」であった。
紫色の「紅芋」のアイスは絶品であったが、他にも沖縄のアイスクリームには通常品種の他に「シークワーサー」や「ゴーヤー」や「サトウキビ」・・・「マンゴー」なんてのもあるようだ。

沖縄名物のアイスクリームといえば「ブルーシール」と言われるが、それにはそれなりの訳があったようだ。 ブルーシールは実はアメリカ生まれであった。
1948年、沖縄の米軍基地に従事するアメリカ人向けに、アメリカ人の日常食である乳製品を供給するための施設としてフォーモスト社の工場が基地内で創業した。 ブルーシールは初めは基地の中でしか手に入らない貴重なアイスクリームだったのであったが、1976年にフォーモスト・ブルーシール社が誕生し、一般の沖縄の人々にも供給できるようになったという。

  「ブルーシール」の名は・・、
アメリカで優れた酪農製品に与えられるブルーリボン賞というのがあり、その賞をフォーモスト号という牛が受賞した。 
その受賞したブルーリボンのシールにあやかって名付けられた名前だそうである。

因みに、我が厚木の隣町・海老名に「ブルーシール・海老名店」がオープンしたらしい、是非一度訊ねてみよう・・。


ブルーシールでお好みのソフトアイスを買って、すぐ近くの美浜公園にある「サンセットビーチ」へ出かけ、ここで暫く休憩を入れた。

サンセットビーチとは、目の前に沈む美しい夕陽を堪能できる絶好のロケーションとしてその名が付けられたのであろう・・。 
白い砂浜を観ながら蕩けそうなアイスを頬張る、何とも爽やかな気分である。
砂浜の向こうには沖縄一高層の「ビーチタワーホテル」が聳える。
そう云えばこの辺り一角は「美浜アメリカンビレッジ」といって、大観覧車や映画館・レストラン・個性的なショップなどが集まるに人気スポットでもある。
おまけにタワーホテルに隣接して、沖縄では数少ない「テルメヴィラちゅら〜ゆ」という天然温泉の施設もある。 この地は後日訪れる予定だが・・。写真右がそうで、白い壁に沿って「足湯」も設えてあり、触るとヌルッとした肌触りで後が楽しみである・・。

この浜は、2006年9月公開した映画 『涙そうそう』の1シーンでも使われたそうな・・。

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北谷町を過ぎると嘉手納に入る。
御存知「嘉手納基地、飛行場」の町で、時折その広大な別世界が見え隠れしている。
因みに、嘉手納町の八割以上がこの基地と嘉手納弾薬庫が占有しているらしい。
嘉手納飛行場は東京羽田空港の約2倍の広さがあるそうで、4,000m級の滑走路2本も有し、200機近い軍用機が常駐する極東最大の空軍基地である。尚現在、成田空港と関西空港には4000m級の滑走路が1本ずつしかないため、2本ある嘉手納基地は日本最大の飛行場ということになる。基地の県沖縄の象徴でもある。
この基地から朝鮮戦争やベトナム戦争、湾岸裁争そして近年のイラクでの軍事作戦などフルに活用されたという。
尚、沖縄上空は全面的に嘉手納基地(嘉手納ラプコンともいう)の管制下にあり、民間機は不自然な低空飛行を強制されているという。 我等が那覇空港にて乗降し、離着陸する民間機は低空を飛ぶことになり、これは別に観光サービスではないので念のため・・。
周囲20kmの基地の大きさの中に、米人住宅はもとより保育所から大学・教会・劇場・銀行・病院・ゴルフ場・野球場・軍属専用の民間機も格安の料金で運航されている。 一歩基地内に足を踏み入れれば、道路には米名が冠せられ、黄色のタクシーが走り回っている。又、沖縄県民の子供たちを基地内の六大学へ留学させようという話すらあり、まさに、彼らがよぶ「リトルアメリカ」なのである。但し、基礎的な英語力が必要だとか・・。

序に、この基地の経緯について・・、 
1944年頃から旧日本軍によって建設された「中飛行場」が前身で、全島から住民が動員され、その中には子どもたちまでが芋(いも)を持参して飛行場建設に動員されたともいう・・、1945年4月の米軍本島上陸地点でもある。米軍上陸後結局、日本軍は誘導路を自ら爆破して飛行場として使用することなく南部へ撤退している。
現在の第1ゲートを入って左手奥の「ウカマジィー」の丘には、当時野砲陣地が築かれ、そのため地元の女子青年団が砲弾運びで20名程動員されたらしいが、その内17名が集団自決でな亡くるという悲劇も起きている。

嘉手納の次は読谷である。
 「よみたに」でなく「よみたん」と読む・・、尤も、北谷と書いてこちらは「ちゃたん」と読む・・。
北海道もそうだが、沖縄の地図を開くとこれはなんて読むんだ??という地名がたくさん出てくる。
「谷」は「たん」であったが、他に「城」という文字は地名になると「ぐすく」と読み、宮城は「みやぐすく」、兼城は「かなぐすく」となる。 他にも「原」は「ばる」と読むことが多く、南風原(はえばる)、与那原(よなばる)となる。 尚、九州地方も「原」を「ばる」と呼んでいるようである。
因みに、「沖縄言葉」を「うちなあぐち」という。

一般に、北海道は元々アイヌ民族の地であったから、現地のアイヌ語言葉を無理やり日本語に変換したのであり、沖縄も同様で元々は琉球王国だった。従って、国内漢字の音をアイヌや琉球などの言葉に置き換えた為に外国語のように難解になったようである。
だが、始めは国内漢字に置き換えて現地の読みをしていたが、次第に難解なので日本語読みに変化しつつあるのも事実のようである。尤も、日本の漢字そのものも「漢の字」の如く北方大陸からやって来たもので、その後、本来の「大和言葉」が次第に「漢の字」に置き換えられたものでもあった・・。

沖縄生活の経験ある息子と、車内で琉球語やその読みについて論議しているうち、恩納村のホテルに着いた。


【恩納マリンビューパレス】

ホテルは「恩納マリンビューパレス」である。
国道58号線沿いのやや高台にあり、どの階からもそうだが当方は13階であり、正面に東シナ海の太洋が一望のもとである・・。 
眼下には先回訪れた懐かしの「ムーンビーチホテル」が海に面して横たわっていた。
こちらのホテルを選んだのは特別の理由があって・・、大人4人の他に幼児が2人(4歳と1歳)いたのでどうしても和室が欲しかったのである。 宿泊した部屋はツインの部屋に4.5畳の和室(和洋折衷の部屋)が付いていたのでまっ事都合が好かったのである。
他にキッチン付、バストイレに独立した洗面台、下駄箱付で十分すぎるほどの広さで充分満足であった。最上階はパノラマレストランになっていて、水平線からの朝日や夕日が望まれ絶景である。
その他にもホテル内には売店コンビにの他、コインランドリー、プール、ダイビングショップなどがあり長期滞在や家族連れにはいい感じで、選択は大成功の部類であった。
夕・朝食はバイキングで和洋の種類も多く、味もまずまず美味しく、特に夕食は沖縄の食材を使ったメニューもあり、見た目より以外とボリュームがあって満足であった。
ドリンクサービスのビールと地元・泡盛をあおって、程よい気分になり沖縄の第1日は過ぎていった。

恩納マリンビューパレス 和洋折衷ルーム ホテルよりの見晴らし
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